周辺光量不足の実験

[写真関連雑記]
写真の四隅が暗くなるのは、周辺光量不足が原因なのは分かった。
じゃあ、実際どれくらい絞ればいいのか分からないので実験してみた。

実験方法は、パソコンの液晶モニタ全面に白を表示してそれを撮影しただけ。

■ ZD 12-60mm F2.8-4.0 SWDの実験。


画像クリックで大きい画像。 明るさが違うのは気にしない方向で。

ワイド端が全滅。うへぇ。ワイド端で空を撮るとヤバいな。
他は1~2段絞ればいけそう。

■ 周辺光量不足があったZD 50mm F2.0 Macroも実験


画像クリックで大きい画像。 明るさが違うのは気にしない方向で。

こっちは1段絞るだけで劇的に変わるなぁ。

とりあえず、どちらのレンズも開放で風景を撮るのはやめておこう…。

■ ZD 50-200mm F2.8-3.5 SWDの実験。(※ 2012.07.21 追加)


画像クリックで大きい画像。 明るさが違うのは気にしない方向で。

気にならないレベルにするには、ワイド側は1段以上、テレ側は2段以上絞る必要あり?

撮影環境 --------------------------------

被写体:EIZO ColorEdge CG243W (目標値100cd/㎡でキャリブレーション)
カメラ:OLYMPUS E-620 (絞り優先 ISO100 WB晴れ +2.0EV)

モニタのフードとカメラの背面に黒い板を立てて遮光しつつ、ピントを外して撮影。

ついでに、キットレンズも実験。

■ ZD 14-42mm F3.5-5.6


結構優秀。このレンズだと絞る必要は無いかな。
ワイド端の暗さも柔らかく出てるので、これはこれで効果として使えそう。

今まで周辺光量不足が気にならなかった(気付かなかった)のはこいつのせいか!

■ ZD 40-150mm F4.0-5.6


面白いことに、70mmでキツい周辺光量不足がでた。
気をつけてないと意図しないところで周辺光量不足が出そう。
2012.02.04
posted by Nekomori|写真関連雑記